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←講演中の卯田健先生

 

 

12月15日、ハートフル薬局におきまして第2回健康講座が開催されました。今回は『うだ脳神経外科クリニック』院長卯田健先生をお招きして脳卒中の予防と最新治療法についてお話しいただきました。当日は、小雪が舞う中20名の方にご参加いただきました。この場をお借りしまして、ご参加いただきました皆様方、そして卯田先生に心からお礼申し上げると共に当日の様子を少しだけご紹介いたします。

 

=脳卒中について=

・脳卒中は脳の血管が詰まっておこる脳梗塞(のうこうそく)や脳の血管が破れておこる脳出血、多くは脳動脈瘤の破裂でおこるクモ膜下出血にわけることができます。

・脳卒中は日本人の死亡原因の第3位です。また、認知症の原因の第2位、寝たきりの原因の第1位です。

・脳卒中を発症する人は増え続けており、年間30万人弱が発症しています。

・脳卒中のほとんどはある日ある時突然発症するのが特徴です。・片側のまひやしびれ ・言葉が出なくなったり、呂律が回らない・片側の目だけが見えない、ものが二つに見える、視野が半分欠ける・めまいや歩行障害などがあれば受診することをお勧めします。急に症状があらわれすぐに良くなってしまう場合もありますが、「脳卒中の前ぶれ」で一過性脳虚血発作の可能性があり検査する必要があります。

 ・脳卒中の治療が功を奏しても後遺症が残り不自由な生活を強いられることがあり「予防」が大切であると卯田先生は強調されていました。脳卒中の発症・再発予防のためには高血圧・糖尿病・脂質異常症・心房細動とよばれる不整脈などの危険因子の管理が非常に重要です。

・また、脳卒中の最新治療も紹介していただきました。

◆くも膜下出血は脳動脈瘤の破裂で起こることが多く突然の激しい頭痛を伴います。通常は開頭クリッピング術が行われますが、最近では、切らずに足の付け根の太ももから1㎜程のカテーテルを通し動脈瘤をコイルで詰める治療が行われておりその紹介がありました。

 

◆また、脳梗塞の最新治療として血栓溶解療法の説明をしていただきました。脳の血管がつまったときに、血栓を溶かす薬(rt-PA)を投与し血液の流れを再開させる治療です。劇的に改善する場合もあり、寝たきりになったり、死亡する人を減らし、日常生活に支障の少ない程度に回復する人を増やすことができると期待されています。この治療にも制限があり、梗塞が発生して3時間以内に投薬しなければならず、発症時間の確認をしておくことが重要です。

         

     

 

=参加者の声=

 ・発症した時の判断の仕方が役に立ちました。

  ・一番身近で切実な病気のことを学習出来て良かったです。

 ・早く何処でも最新治療が受けられるようになれば安心だと思いました。

 ・卯田先生のおだやかな説明、とても理解しやすかったです。今後の 指針にしいと思いました。

                                 

うだ脳神経外科クリニック

住所:福岡市東区香椎浜3-2-6

℡ :092・672・1204

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←参加して下さった方々

 

 

 

リポート:林田 真穂

『いきいきセンターふくおか』をご存じですか?

『いきいきセンターふくおか』とは福岡市地域包括支援センターの愛称です。

ハートフル薬局がある東区の高齢者(おおむね65歳以上)の人口はおよそ4万8千人。福岡市内で最も多くの高齢者の方々が暮らす地域です。『いきいきセンターふくおか』では保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャーの資格を持つ専門スタッフが、高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して、その人らしく暮らし続けることができるよう、健康や福祉、介護などに関する相談を受けたり、その人の身体状況に適したアドバイスを行っています。

センター共通概要(福岡市ホームページより引用)

1 サービスの内容 

(1) 健康、福祉、介護などに関する相談対応

 (2) 介護予防のケアプラン作成

 (3) 高齢者の権利擁護に関する相談対応

 (4) 高齢者が暮らしやすい地域づくり・地域のケアマネジャーへの支援

2 サービスの対象者  

高齢者及びその家族並びに介護、保健、福祉、医療等の関係者

3 費用

  無料

4 担当地域

  いきいきセンターふくおかは、小学校区により担当する地域が分かれています。

  それぞれの担当区域や設置場所等は、いきいきセンターふくおか一覧表でご確認ください。

※詳しくはこちらをクリックしてください→いきいきセンターふくおか地図・連絡先.pdf

5 開設時間

  月曜日から金曜日までの9時から17時(祝日と年末年始は除く)

  ただし、緊急の場合は時間外も電話での相談をお受けします。

 

【東第1いきいきセンターふくおか】

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平成21年9月に奈多郵便局隣に移転した東第1いきいきセンターふくおか。センターは高齢者の方々に、御自身が主体的に行動することの大切さを説明し、そのお手伝いができればと考えているそうです。また数多くの相談を受ける中で、孤独・不安を抱える高齢者の方が大変多いことがわかり、センターでは今後高齢者の方がいきいきと暮らせる居場所作りのお手伝いをしていきたいということです。また、地域の方との関係を大切にしたいという思いから、交通の便が悪い勝馬校区へは、老人クラブを訪問し出張相談会なども行っているそうです。

☆センターからの一言メッセージ

住み慣れた地域で自分らしく笑顔で暮らしていきましょう!

☆高齢者の方々への一言アドバイス

自分がいきいきと暮らせる居場所を見つけていきましょう!

 

 

【東第2いきいきセンターふくおか】

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この地域の方々は高齢者の見守りや地域作りに対する意識が大変高く、民生委員さん達も大変熱心です。美和台校区では高齢者対象のふれあいサロンが8カ所で開催されています。またもう一方の和白東校区では介護保険で賄えない部分を『おあしすボランティア』という地域の方々でお手伝いをしているそうです。センターでは『顔が見える関係作り』を目標に、電話相談を受けた場合にも出来る範囲でご自宅を訪問し、必要なサービスを調整・検討するようにしています。相談内容は主任ケアマネージャー・社会福祉士・保健師で共有し、協議を重ねながらよりよい解決法を見出していくそうです。センターでは1つ1つの相談に丁寧に対応していき、センターがあることで地域の方々に安心感を持ってもらえるようになればと話してくださいました。

☆センターからの一言メッセージ

1人で問題を抱え込まないでください。共に考え解決することが出来ると思いますのでお気軽にご相談ください。

☆高齢者の方々への一言アドバイス

季節の変わり目には、得に体調管理に気を付けて閉じこもらないようにしてお過ごしください。

 

 

【東第3いきいきセンターふくおか】

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プライバシーを守れるようにと作られたこのセンターの相談スペースは市民の声から生まれました。この相談スペース、来所者からは落ち着いた環境で相談しやすいと好評です。センターでは『自分の健康は、市民自ら作っていかなければならない』と考え、介護が必要な状態にならないよう、健康づくり・介護予防を支援しているそうです。また地域の活性化が高齢者の方々の暮らしやすい街づくりにつながると考え、センターの合言葉は『やさしい街づくり』。地域と連携して何か出来ることはないかと模索中だそうです。

☆センターからの一言メッセージ

その人がその人らしく住みなれた家で暮らす権利を守ることもセンターの役目だと考えています。ぜひお気軽にご相談ください。

☆高齢者の方々への一言メッセージ

ご自分で出来ることはご自分で行っていきましょう!お元気でいきいきと長生きしてください。

 

 

【東第4いきいきセンターふくおか】

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千早一丁目の閑静な住宅街にある東第4いきいきセンターふくおか。この地域にはあまり坂道がなく、高齢者の方々が外出しやすい地域です。センターのモットーは「ご相談1つ1つに誠意を持って丁寧に対応していくこと」だそうです。

☆センターからの一言メッセージ

困ったことがあれば1人で悩まず誰かに相談してみて下さい。誰かに相談することで心が強くなったり、解決への道が見つかったりします。当センターにぜひご相談ください。

☆高齢者の方々への一言アドバイス

朝起きたらまず簡単なストレッチを!身体をほぐして活動を開始しましょう!

 

 

【東第5いきいきセンターふくおか】

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東第5いきいきセンターふくおかのモットーは、『相談の1つ1つに丁寧に対応し、相談してよかったと思われるセンターになること』。またセンターの使命は、『高齢者を支援してくださる方々が活動しやすいように働きかけること』と考え、『高齢者が抱える問題を、深刻化する前に見極める支援をおこなっていきたい』と話してくださいました。具体的な活動としては、センターまで交通の便が悪い香椎東校区にて22年度から月に2回(第1・第3木曜日、午前10:00~12:00、小規模多機能『いやしの宮前』にて)出張相談会を行い、積極的に相談に応じているそうです。

☆センターからの一言メッセージ

個人情報は絶対に漏らしません。不安なことが出てきたら気軽にご相談下さい。

☆高齢者の方々への一言アドバイス

家に閉じこもらず自宅から一歩、歩み出て日々を楽しんでくださいね!

 

【東第6いきいきセンターふくおか】

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チラシやファイリング資料を自由に手に取ることが出来るように等、環境づくりに配慮している東第6いきいきセンターふくおか。センターの認知度は年々あがり、多い時には1日数十件の電話がかかってくるそうです。この地域には、介護保険施設や介護サービスの事業所が大変多く、充実しています。また地域の高齢者の方々は大変積極的な方が多く、公民館などで開催されるふれあいサロンや健康講座などには多くの人たちが参加し賑わっているそうです。

☆センターからの一言メッセージ

1人で抱え込まないでください。話すことで気分もかわります。解決の糸口がみつかる事もあります。気軽にご利用ください。

 ☆高齢者の方々への一言アドバイス

風邪やインフルエンザのかかり始めは気が付きにくいものですが、早めの対策を心掛けましょう。

 

 

【東第7いきいきセンターふくおか】

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東区名島の名島商店街通りにある、東第7いきいきセンターふくおか。主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師各1名がその人の状況に応じた支援をおこなっています。センターのモットーは「まずはお話をじっくり聞くこと」。センターの方は「西鉄名島駅、3号線バス停のすぐ近くです。来所やお電話でご相談ください。」と話しています。

 

☆センターからの一言メッセージ

どのような事でもまずは気軽にご相談してください!

 ☆高齢者の方々への一言アドバイス

風邪などひかないようお身体にお気をつけください。

 

 

【東第8いきいきセンターふくおか】

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古い街並みと大型マンションが混在するこの地域にある東第8いきいきセンターふくおか。センターでは、医療機関・地域の方(民生委員など)・社会福祉協議会・ケアマネージャー・区役所などの関係機関と連携し、高齢者のみなさんが安心して住むことができるように努めていらっしゃいます。相談方法としては、来所・電話などがあり、直接センターに来ることができない方については訪問も行っているとのことです。地域の方々が気軽に立ち寄ってもらえるセンターづくりを目指している、東第8いきいきセンターふくおか。センターの方は「お気軽にご相談ください!」と話していました。

☆センターからの一言メッセージ

1人で心配事を抱え込まず、ぜひセンターにご相談ください。

☆高齢者の方々への一言アドバイス

1日1回は誰かと話す機会を作りましょう!認知症予防・閉じこもり予防になりますよ。

 

 

取材協力:

いきいきセンターふくおか

福岡市東区保健福祉センター地域保健福祉課

リポート:

林田真穂

 

障がい者支援施設 ぽすと

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香椎の三号線沿いの七階建てのビル

そんな大通り沿いのビルの最上階にある障がい者支援施設『ぽすと』

知人の紹介でおじゃまさせていただくまで失礼ながら私は存在を知らなかった。

 

今回はそんな障がい者支援施設『ぽすと』にスポットを当ててみたい。

 

彼らの活動は一か月単位で予め決まっている。

 

 

午前・午後の活動時間に計画されていた紙すき、バスソルトづくり、クッキング、農作業などをゆったりとこなし、その合間にコーヒーの時間、休憩、掃除などがはいる。

 

休憩時間は曜日ごとにメンバーを変え、ほぼ毎日、散歩に出かけている。

この散歩時間に『ぽすと』と香椎の町とが深く交わる。

 

 

ある利用者は母親に言づけられる夕飯用の買い物をするために、ある利用者は自動販売機でジュースを買うために、そしてまた、ある利用者は町の人になじむようにと散歩する。

 

私は散歩にご一緒させて頂けることになった。

 

 

楽しそうに歩く利用者の彼に連れられてたどり着いたのはいつも買い物をしているという八百屋さん。

「いらっしゃい。今日は何にするね」

明るい声で迎えられ、彼も安心しきっているように見える。

私たちに“待ってて”というジェスチャーをし、慣れた感じで中に入っていった。

 

買い物をする彼を見守りながら社会福祉士の山川さんがそっと教えてくれた。

「彼は一人で買いに行けるようになったんです。」と

彼は買い物を最初からこんなにさりげなくできていたわけではなく、毎日の積み重ねでできるようになったそうだ。

 

 

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「香椎の町はなんていうか、柔らかいでしょ」

山川さんがゆっくりと言葉を紡ぎだす

 

香椎の皆さんは彼らの存在にも活動にもすぐになじんでくれた。

 

先にも述べた八百屋さんをはじめとしお店の方々はやり方を理解し、サポートしてくれる。

 

町を歩いている人も「こんにちは」と声をかけてくれるようになった。

 

「香椎の町が受け入れてくれているように感じます。」

真っすぐ香椎の町を向き、言ってくれた一言。

 

その一言は香椎の誇りであるように感じた。

そして、私自身もそんな香椎を誇らしく思えた。

ハートフル薬局が開局いたしました。
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